名古屋まつり&挙母祭り2026 ― 愛知の秋祭り週末ガイド(10月17日・18日)

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2026年10月3日

毎年10月の第3週末、愛知県の中心部はひとつの大きな舞台になります。名古屋では秋を代表する市民祭り「名古屋まつり」が開かれ、栄や久屋大通公園に武将の行列、歴史ある山車、屋台がずらりと並びます。名古屋から東へ電車で約50分の豊田市では、伝統の神社祭礼「挙母(ころも)祭り」が行われ、町内ごとの山車が挙母神社周辺を曳き回されます。2026年はどちらも**10月17日(土)・18日(日)**の開催予定。東京・大阪・京都からの1泊2日旅にぴったりです。

このガイドでは、両方の祭りの見どころと、名古屋の定番スポットを組み合わせたモデルコース、移動のコツを紹介します。

名古屋まつり ― 三英傑が練り歩く郷土英傑行列

名古屋まつりは1955年に始まった、中部地方でも最大級の市民祭りです。最大の見ものは「郷土英傑行列」。戦国時代に天下統一へと歩んだ織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑が、甲冑や装束をまとった大勢の行列を率いて市内中心部を進みます。三人とも現在の愛知県にあたる尾張・三河の出身で、地元では「郷土の英雄」として親しまれています。濃姫・ねね・千姫などゆかりの女性たちも登場し、華やかな時代絵巻が繰り広げられます。

行列以外にも注目したいポイントがあります。

  • 山車揃 ― 名古屋市内に伝わる山車が一堂に集まり、からくり人形の演技を披露します。演技時間は短いので、時刻表を確認して早めに場所を確保しましょう。
  • 久屋大通公園のステージ ― 踊りや和太鼓、地元の音楽グループが出演し、名古屋めしの屋台も並びます。
  • 市民パレード・マーチングバンド ― 学校や地域団体も参加し、親しみやすい雰囲気です。

メイン会場は久屋大通公園と栄周辺で、名古屋城からも歩ける距離です。行列のルートや時間は毎年主催者から発表されるので、出発の1~2週間前に公式スケジュールを確認してください。

アクセス: 地下鉄東山線・名城線「栄」駅、または名城線・桜通線「久屋大通」駅。行列ルートは交通規制がかかるため、地下鉄の利用がおすすめです。

豊田の挙母祭り

「クルマのまち」として知られる豊田市は、かつて挙母という城下町でした。挙母祭りは挙母神社の秋の例大祭で、旧町内から繰り出す山車の曳き回しが最大の見どころです。そろいの法被を着た曳き手たちが背の高い木製の山車を細い通りに引き入れ、山車の上では笛や太鼓のお囃子が響きます。日が暮れると提灯に灯がともり、昼とはまったく違う幻想的な雰囲気に。時間がひとつしか選べないなら、夕方に訪れて暗くなるまで過ごすのがおすすめです。

アクセス: 名鉄「豊田市」駅から挙母神社まで徒歩約15分。名古屋中心部からは地下鉄鶴舞線が名鉄豊田線に直通しており、乗り換えなしで約50分です。

1泊2日のモデルコース

1日目(10月17日・土)

  • 午前:名古屋城。天守閣は木造復元の計画に伴い内部への入場ができませんが、石垣や金鯱を望む庭園、豪華に復元された本丸御殿は必見です。
  • 午後:徒歩約15分で久屋大通公園へ。名古屋まつりのステージや山車、屋台を楽しみます。
  • 夕方:地下鉄鶴舞線で豊田へ移動し、提灯が灯る挙母祭りの山車を見物。夕食は名古屋に戻って。

2日目(10月18日・日)

  • 午前:熱田神宮。三種の神器のひとつ・草薙神剣をまつると伝わる、日本有数の神社です。祭り週末でも境内の杜は落ち着いた雰囲気。境内できしめんを味わうのも定番です。
  • 昼:栄に戻って郷土英傑行列を見物。少なくとも30分前には沿道で場所を確保しましょう。
  • 夕方:大須観音と大須商店街へ。古着屋、サブカルショップ、食べ歩きグルメが楽しめます。

名古屋めしを楽しむ

祭りの週末は、独自の食文化「名古屋めし」を食べ比べるチャンスです。

  • 味噌カツ ― 濃厚な赤味噌だれをかけたとんかつ。
  • ひつまぶし ― うなぎのかば焼きをのせたご飯を、3通りの食べ方で。
  • 手羽先 ― コショウの効いた甘辛い手羽先はビールとの相性抜群。
  • きしめん ― 平たい麺が特徴で、熱田周辺の名物。
  • 小倉トースト ― 喫茶店のモーニングで味わいたい、あんこのトースト。

旅のヒント

  • 天気: 10月中旬の名古屋は日中18~24℃前後と過ごしやすいものの、夜は冷え込みます。豊田で夜の山車を見るなら薄手の上着を。
  • 混雑: 郷土英傑行列は大変な人出になります。名古屋城や熱田神宮は朝早めの訪問がおすすめです。
  • お得なきっぷ: 市内をあちこち回るなら、地下鉄全線一日乗車券や土日エコきっぷが便利。豊田までの名鉄区間は別料金です。
  • 宿泊: 名古屋駅か栄周辺が便利。どちらも祭り会場へ地下鉄ですぐです。
  • 雨天時: 天候によっては内容が縮小・中止になる場合があります。当日朝に主催者の発表を確認してください。
  • マナー: 動いている山車の前に出たり、許可なく触れたりしないこと。混雑した場所での三脚使用も控えましょう。

このガイドの下には、紹介したスポットとその周辺の最新イベントがMatsuriMap上で表示されます。滞在中のほかの催しもあわせてチェックしてみてください。

Image: Nagoya Festival participants in kimono by Petr Vodička, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

掲載スポット

挙母神社豊田市
熱田神宮名古屋市
大須商店街名古屋市
名古屋城名古屋市
大須観音名古屋市

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