2026年の春は、東京のコンサートシーズン史上最も注目すべき季節のひとつとなりそうです。4月から5月にかけて、K-popの第4世代を代表するaespa、再結成で話題を呼ぶ伝説的J-popグループ「嵐」、ダンスボーカルグループEXILE、そして活動15周年を迎えるK-pop第2世代のアイコン2PMが、それぞれのドームツアーを東京に持ち込みます。長年のファンはもちろん、日本と韓国のポップカルチャーをライブで体験したい旅行者にとっても、見逃せないラインナップです。
公演一覧
まず4月下旬、EXILEが東京ドームにてEXILE LIVE 2026 THE REASONを4月21日・4月22日に開催します。EXILEは日本を代表するダンス&ボーカルグループ。圧倒的なパフォーマンスと感動的なバラードで長年にわたり第一線で活躍しており、THE REASONはそのキャリアにおける重要な節目となる公演です。
4月24日には、嵐がARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHIで福岡のPayPayドームに登場します(福岡公演はこちら)。嵐の再結成は日本のポップカルチャー史上最大の出来事のひとつであり、長年待ち続けたファンにとっては夢のような瞬間となるでしょう。ツアーは全国各地で展開予定のため、東京公演の情報にも注目してください。
続いて、K-popを代表するグループaespaがaespa LIVE TOUR SYNK aeXIS LINEで東京ドームに登場。4月25日・4月26日の2日間にわたる公演です。SM Entertainmentが誇る第4世代グループのaespaは、未来的なビジュアルと圧倒的なステージで知られており、SYNKシリーズは近年のK-popツアーの中でも最も視覚的に野心的な作品のひとつと評されています。
春の締めくくりは、2PMによる2PM JAPAN 15th Anniversary THE RETURN。東京ドームにて5月9日・5月10日に公演が行われます。「野性的なアイドル」というコンセプトを打ち出し、日本でも絶大な人気を誇る2PM。15周年を記念するTHE RETURNは、Hottest(2PMのファンダム名)が長年待ち望んだ帰還です。
チケットの入手方法
日本のコンサートチケットは旅行者にとってハードルが高く感じられることもありますが、正しい方法を知れば入手は十分可能です。
**ファンクラブ先行抽選:**最も良い座席を入手しやすい方法です。aespaや2PMなどのK-popアーティストの場合、WeverseLysnなどを通じた韓国ファンクラブと、日本公式サイトを通じた日本ファンクラブがそれぞれ独自の抽選を行います。多くの場合、有料会員登録が必要ですが、座席の質は一般販売よりも良いことがほとんどです。抽選期間が終わる前に早めに登録しましょう。
**一般販売抽選:**ファンクラブ先行の後、e+・チケットぴあ・ローソンチケットなどのプラットフォームで一般抽選が行われます。申し込み期間中に登録し、当選発表日に結果を確認します。日本の電話番号や海外クレジットカードでも申し込めるケースがあります。
**コンビニでの購入:**ローソン(Loppi)やファミリーマート(Famiポート)の店内端末からチケットを購入できる場合があります。予約番号を持って端末を操作し、その場で発券します。
**二次流通:**抽選を逃した場合は、チケットボードやぴあリセールなどの公式二次流通サービスを利用しましょう。定価を上回る場合もありますが、取引は規制されており安心です。会場周辺の非公式ダフ屋からの購入は避けてください。
持ち物:ペンライト文化について
日本・韓国のコンサートには、ファンが揃いの公式ライトスティック(ペンライト・응원봉)を持って会場を彩る文化があります。
- aespa:公式MY lightstick(ブラック&シルバー)
- 嵐:嵐ライトスティック(イエロー)
- EXILE:EXILEオフィシャルペンライト
- 2PM:Hottestライトスティック
公式グッズは当日、開演の2〜3時間前から会場グッズ売り場で販売されます。列が非常に長くなることが多いので、早めに到着するか、事前通販が利用できるか確認しましょう。グループのイメージカラーに合わせた市販のペンライトを持参するのも一般的です。
そのほかの持ち物:小型の透明バッグ(多くの会場でバッグのサイズ制限あり)、動きやすい靴、応援タオル、そして現金(グッズや飲食用に)。
アリーナとスタンドの違い
東京ドームの収容人数は約55,000人。座席は大きく分けて以下のとおりです。
- **アリーナ:**フロアレベルで最もステージに近い。スタンディングまたは折り畳み椅子が多い。熱気があるが混雑しやすい。
- **1階スタンド:**アリーナを取り囲む低層スタンド。視界が開けており、センターブロックは特に見やすい。
- **2階スタンド:**高い位置にあるが、東京ドームの傾斜設計により視認性は保たれている。比較的ゆったりと観られる。
初めての方には、視界と雰囲気のバランスが良い1階スタンドのセンターブロックがおすすめです。
アクセス方法
東京ドームは都心部に位置し、交通アクセスも抜群です。
- **水道橋駅(JR中央・総武線):**東京ドームから徒歩約2分。JRパスを利用する旅行者に最も便利。
- **後楽園駅(東京メトロ丸ノ内線・南北線):**こちらも徒歩圏内で、都心各地からのアクセスに便利。
公演終了後は両駅ともに大変混雑します。近くのカフェなどで20〜30分待ってからホームへ向かうのがおすすめです。
東京ドームシティ周辺のグルメ
東京ドームシティはエンターテインメント複合施設であり、飲食店も充実しています。
- **LaQua(東京ドームシティ内):**ラーメンからイタリアンまで、多彩なレストラン・カフェが揃う。公演前の食事に最適。
- **後楽園周辺:**ドーム北側の路地には居酒屋やカジュアルなお店が並ぶ。公演後の打ち上げに最適。
- **コンビニ:**施設内にファミリーマートが入っており、おにぎりや軽食、温かい飲み物を手軽に購入できる。
公演当日は付近のレストランが混雑するため、座って食事をしたい場合は事前予約がおすすめです。
東京の春をもっと楽しむ
4月下旬から5月上旬にかけて複数の公演が続くため、少し長めの東京滞在を計画するのも良いでしょう。2026年も遅咲きの桜が楽しめる可能性があり、ゴールデンウィーク(4月末〜5月上旬)は街全体が祝祭的な雰囲気に包まれます。コンサートと合わせて、秋葉原(アニメ・電気街)、神保町(古本・古着)、神楽坂(フレンチ×和の街並み)など、水道橋から足を延ばせる名所もぜひ訪れてみてください。
2026年春の東京ドームは、一生に一度の体験になるかもしれません。早めの準備でチケットを確保して、最高の春の夜を楽しみましょう。
Image: Tokyo Dome, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons