箱館五稜郭祭 2026:星形城郭で蓬る幕末の記憶(5月16〜17日)

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2026年4月19日

毎年5月、函館の街に甲冑姿の武士たちが現れます。箱館五稜郭祭は、日本最後の内戦の舞台となった星形城郭五稜郭を中心に繰り広げられる、北海道を代表する歴史祭りです。2026年は**5月16日(土)・17日(日)**の開催。初夏の函館で、幕末の激動を追体験してみませんか。

戊辰戦争最後の戦い

五稜郭は1864年に築かれた日本初の西洋式星形要塞です。戊辰戦争(1868〜1869年)では、榎本武揚率いる旧幕府軍がこの地に「蝦夷共和国」を樹立し、新政府軍と最後の戦いを繰り広げました。箱館戦争として知られるこの戦いは、日本の武士の時代に終止符を打った歴史的な出来事です。

五稜郭祭はこの歴史を現代に蘇らせます。最大の見どころは2日目(5月17日)の維新パレード。参加者たちが甲冑や新選組の装束、洋式軍服を身にまとい、函館市内を練り歩きます。星形の城郭を背景に武士姿の行列が進む光景は圧巻です。

2日間のプログラム

1日目 — 5月16日(土):

  • 五稜郭公園での開会式
  • 郷土芸能の披露
  • 公園周辺に露店が並ぶ
  • 歴史展示・講演会

2日目 — 5月17日(日):

  • メインイベント:維新パレード(戊辰戦争再現行列)
  • 武者行列が函館市街を巡行
  • 五稜郭タワー広場でのステージイベント
  • 閉会式

五稜郭タワーは必訪スポットです。高さ107mの展望台から見下ろすと、五稜郭の完璧な星形が一望できます。祭り当日は、パレードが星形の輪郭に沿って進む様子を上空から眺められる贅沢な体験が待っています。

5月の桜

東京や京都の桜が4月上旬に終わるのに対し、北海道の桜は5月が見頃。五稜郭は約1,600本の桜が堀沿いに植えられた北海道屈指の花見スポットです。例年、満開は5月上旬〜中旬。祭りの時期にはまだ桜が残っている可能性が高く、甲冑武者と桜という夢のような光景に出会えるかもしれません。

函館の見どころを満喫

函館はコンパクトな街で、2〜3日あれば主要スポットを巡れます。祭りとあわせて訪れたい場所をご紹介します。

函館山の夜景 日本三大夜景のひとつ。標高334mの山頂から、くびれた地形の両側に広がる海と街の灯りが織りなす絶景は息をのむ美しさです。ロープウェイで山頂へ向かいましょう。日没前に到着すれば、夕暮れから夜景への移り変わりを堪能できます。

函館朝市 JR函館駅のすぐそば、朝5時から営業する活気あふれる市場です。名物のいくら丼、新鮮なカニは外せません。自分で釣ったイカをその場で刺身にしてもらえる「イカ釣り体験」もぜひ。

元町西洋館エリア 函館は1859年に日本初の国際貿易港のひとつとして開港しました。元町には旧函館区公会堂、ハリストス正教会、旧イギリス領事館など、異国情緒あふれる建築が坂の上に並びます。港を見下ろす散歩道は絶好のフォトスポットです。

アクセス

東京から: 北海道新幹線で東京駅から新函館北斗駅まで約4時間。新函館北斗駅からは「はこだてライナー」に乗り換え、JR函館駅まで約20分です。

札幌から: 特急列車で約3時間半。新千歳空港から函館空港への国内線なら約40分です。

市内交通: 函館市電(路面電車)が主要観光エリアを結んでいます。市電一日乗車券(600円)がお得。五稜郭へは「五稜郭公園前」電停で下車してください。

実用情報・旅のコツ

  • 宿泊: 祭り期間中は混み合うため、早めの予約を。JR函館駅周辺や湯の川温泉エリアが便利です。
  • 気候: 5月中旬の函館は平均気温12〜17℃。日中は過ごしやすいですが、函館山の夕方は冷え込むことがあるので上着を忘れずに。
  • 費用: 五稜郭公園への入園は無料。五稜郭タワーの展望台は大人900円です。
  • 撮影ポイント: パレードを近くで撮りたいなら、行列ルート沿いに早めに場所を確保しましょう。星形の全景は五稜郭タワーからのみ撮影可能です。
  • 温泉: 湯の川温泉は市電で約30分。祭り帰りの疲れを癒すのに最適です。

歴史ファンも、桜を追いかける旅行者も、本州とは一味違う祭りを体験したい方にも、箱館五稜郭祭はおすすめです。迫力ある武者パレード、美しい星形城郭、遅咲きの桜、そして函館ならではのグルメ — 5月の北海道で最も充実した祭り体験がここにあります。


Image: Goryokaku Fort in cherry blossom season, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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