富士芝桜まつり2026:日本一の山のふもとに広がるピンクの絨毯(4月〜5月)

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2026年3月12日

毎年春になると、富士山のふもとで特別な光景が広がります。日本中が川沿いや城跡公園の桜に夢中になっている頃、山梨県の高原では静かな絶景が生まれています。約50万株の芝桜(シバザクラ)が一斉に花開き、ピンク、マゼンタ、白、薄紫のグラデーションで大地を染め上げるのです。その背景には、雪を頂いた富士山がそびえ立ちます。

富士芝桜まつり2026は、4月12日から5月25日まで、本栖湖畔の富士本栖湖リゾートで開催されます。桜のように数日で散ってしまうことはなく、1カ月以上にわたって楽しめるのが芝桜まつりの大きな魅力です。

芝桜ってどんな花?

芝桜はその名に「桜」とつきますが、桜の木とは全く別の植物です。ハナシノブ科の多年草で、地面を覆うように広がり、小さな五弁の花を密集して咲かせます。広大な斜面に植えられると、まるでピンクの絨毯を敷き詰めたような圧巻の景色になります。

富士本栖湖リゾートでは、8種類の芝桜が計算された色彩パターンで配置されており、品種ごとに見頃がずれるため、期間を通じて少しずつ変化する色模様を楽しめます。

見頃はいつ?ベストタイミングを狙う

まつり期間は約6週間と長いですが、見頃のピークは4月下旬から5月中旬が一般的です。

  • 4月上旬〜中旬:まつり開幕直後は咲き始め。花はまだまばらですが、混雑が少ないのがメリット。
  • 4月下旬〜5月上旬:色づきが一気に進む時期。GW(4月29日〜5月5日)は最も混雑します。
  • 5月中旬:遅咲き品種が最盛期に。GW後は人出が落ち着きます。
  • 5月下旬:花は終盤。天候によっては見応えのある日もありますが、花が少なくなる場所も。

おすすめ:できれば平日の朝一番で訪れましょう。開園は8:00。早朝は富士山がくっきり見えることが多く(昼前には雲がかかりがち)、写真撮影のゴールデンタイムです。

東京からのアクセス

高速バス(おすすめ)

バスタ新宿から芝桜まつり会場への直行高速バスが期間中運行されます。所要約2時間30分、往復約4,400円。途中河口湖駅にも停車する便があります。

電車+路線バス

新宿から**JR中央線特急「かいじ」または「富士回遊」**で大月駅へ(約1時間)、富士急行線に乗り換えて河口湖駅へ(約50分)。河口湖駅からはまつり期間中シャトルバスが運行(約30分、片道1,000円)。

「富士回遊」は新宿から河口湖まで乗り換えなしで行けるので、時刻が合えば便利です。

富士五湖エリアを自由に回れるのが魅力ですが、週末やGWは駐車場が早い時間に満車になります。駐車料金は普通車500〜1,000円程度。9時前の到着がおすすめです。

会場での楽しみ方

芝桜ガーデン

約2.4ヘクタールの敷地に8種類の芝桜がカラフルなパターンで配置されています。園内の散策路から様々なアングルで楽しめますが、一番人気のフォトスポットは、芝桜の花畑越しに富士山を正面に望む高台の展望エリアです。

入園料は大人800〜1,000円、子ども(3〜15歳)250円程度。

富士山グルメフェスティバル

花まつりと同時開催のグルメフェスでは、富士山周辺のご当地グルメが集結します。

  • 吉田うどん — 太くてコシの強い麺を味噌ベースのつゆでいただく富士吉田の郷土料理
  • 富士宮やきそば — ラードとイワシの削り粉を使った独特の焼きそば
  • 信玄餅 — きな粉をまぶした柔らかい餅に黒蜜をかけた山梨銘菓
  • 地元のクラフトビール、ソフトクリーム、富士山をモチーフにしたスイーツなど

ピーターラビット™イングリッシュガーデン

リゾート内には芝桜ガーデンに隣接してピーターラビットをテーマにしたイングリッシュガーデンもあります。ファミリーにおすすめで、30分ほどで回れます。

河口湖と組み合わせて一日コース

富士五湖エリアまで来たなら、芝桜だけで帰るのはもったいない。こんな一日プランはいかがでしょうか。

午前(8:00〜11:00):芝桜まつりに早朝入園。グルメフェスで朝食、混雑前に撮影を済ませる。

昼(11:30〜13:00)河口湖へ移動(シャトルバス+ローカル交通で約30分)。北岸を散策しながら、4月中旬なら残り桜も楽しめるかも。ランチは山梨名物のほうとう(幅広麺の味噌煮込み)がおすすめ。

午後(13:30〜16:00)久保田一竹美術館で富士山をテーマにした壮麗な辻が花染めの着物を鑑賞するか、カチカチ山ロープウェイで天上山へ。湖越しの富士山の大パノラマが広がります。

夕方:新宿行きバスで帰路に。もしくは湖畔の旅館やホテルに一泊して、夕焼けに染まる富士山を眺める贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。

芝桜以外の春の花も

富士五湖エリアは春の花の宝庫です。

  • :新倉山浅間公園(五重塔と富士山の定番ビュー)は4月上旬〜中旬が見頃。
  • チューリップ:山中湖花の都公園では4月下旬〜5月に見頃を迎えます。
  • ラベンダー:河口湖のラベンダー畑は6月から。次回の楽しみに。

実用情報

  • 気温:富士山麓は東京より5〜8℃低いので、暖かい日でも薄手のジャケットを持参しましょう。
  • 富士山の見え方:早朝がベスト。特に気温が上がる5月は午後の展望は難しくなりがちです。
  • 荷物:河口湖駅にコインロッカーがありますが、GW中はすぐ満杯に。身軽な格好で。
  • 現金:屋台は現金のみの場合があります。
  • バリアフリー:メインの散策路は舗装されていますが、一部の展望台には階段があります。

桜だけじゃない、日本の花の季節

日本の春といえば桜。それは間違いありません。でも、もし花見を堆能済みなら、あるいは桜が散った後に訪れるなら、富士芝桜まつりはまったく違う感動を与えてくれます。数日で散る桜とは違い、何週間も続く地上の花の絨毯。そして世界で最も有名な山が、その絶景を完璧に引き立ててくれるのです。

日本の花文化は桜だけにとどまらない——そんなことを教えてくれる場所です。


画像: Pink phloxes with Mount Fuji in the background, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

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