クラフトフェアまつもと 2026:城下町の森で出会う手仕事の祭典(5月30日〜31日)

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2026年5月14日

5月最後の週末、あがたの森公園の大きなケヤキの下に白いテントが立ち並び、削りたての木の香りと、手仕事を探す人たちの穏やかなざわめきが広がる。クラフトフェアまつもとは1985年に始まった日本最古級の野外クラフト市で、ものづくりを愛する人にとっての巡礼地になっている。

会場の魅力

公園の芝生に250組以上の作家がブースを構える。ろくろで挽いた陶器、手彫りの木のスプーン、吹きガラスのタンブラー、手縫いの革鞄、藍染めの布、鍛造の包丁、編み籠——並ぶジャンルは幅広い。すべて目の前の作家本人が作ったもので、作り手と直接話せるのがこのフェアの何よりの醍醐味だ。

一般的なクラフト市と違い、出展は審査制。品質と独自性で選ばれた作家だけが並ぶため、水準は高く、ゆっくり見て回る価値がある。2〜3時間かけて散策し、思いがけないお気に入りに出会うのが定番の楽しみ方だ。

食も充実

工芸テントの間にフードエリアがあり、信州の味が揃う。手打ち蕎麦、野沢菜や野菜のおやき、松本の小さなベーカリーの焼きたてパン、自家焙煎コーヒーなど。木陰と芝生が広がる公園なので、レジャーシートを持参すればピクニック気分で過ごせる。

松本の街も歩こう

フェア会場から徒歩15分で松本城へ。白と黒のコントラストが美しい国宝天守は、桜の時期に比べて5月末は落ち着いて見学できる。

城から南へ進むと中町通り。江戸時代の白壁土蔵が並ぶ通りには工芸ショップやカフェ、小さなギャラリーが入っている。フェア期間中は店先にも作品が並び、街全体がクラフトフェアの延長のような雰囲気になる。

アート好きなら松本市美術館もぜひ。松本出身の草間彌生のコレクションで知られ、エントランスの巨大チューリップ彫刻は街の撮影スポットだ。

山へ足を延ばす

もう1日あるなら、北アルプスの上高地へ。松本駅からバスで約90分、5月末は登山シーズンの始まりで、穂高連峰にはまだ残雪が光り、梓川は透き通っている。クラフトフェア+山の日帰り旅は、信州の初夏を満喫する最高のコースだ。

基本情報

  • 日程: 2026年5月30日(土)〜31日(日)、概ね10:00〜17:00
  • 会場: あがたの森公園(JR松本駅から徒歩約15分)
  • 入場料: 無料
  • アクセス: 東京から特急あずさで約2時間半。名古屋から特急しなので約2時間。どちらも車窓の山岳風景が見事。
  • ヒント: 11時前に到着すると快適。人気作品は午後には売り切れることも。現金必須の作家が多いので千円札を多めに。芝生と砂利道を歩くので履き慣れた靴で。

Image: 松本城(長野県), パブリックドメイン、撮影: Gorgo, via Wikimedia Commons

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